AI時代の幸せな生き方とは?堀江貴文、落合陽一のスマホで朝生討論を見た感想

スマホで朝生の「AI時代の幸せな生き方について」を聞く機会がありました。

田原総一郎氏が司会で堀江貴文氏(ホリエモン)、牧野正幸氏、落合陽一氏ほかタレントや政治家など10名ほどが参加しての討論でした。

多種多様なバックグラウンドを持つ人達の討論は、展開がとても早く、特に堀江氏や世界が注目する天才といわれている研究者の落合氏の話は難しくて正直理解するのが困難でしたが、AIをはじめとするテクノロジーが人間社会を根底から変えようとしている現実に向き合う必要性を感じました。

しかし最終場面で、AIを活用できていない政治家が無駄な労力を使っている、国会でやっていることはくだらない、国会が機能していないという討論に時間をとられ、結局、AI時代になって人の仕事がなくなっていく時に、一般人がどうやってAIにとって代われるのかの議論が聞けませんでした。

情報技術の発展に追いついていない自分の知識不足もさることながら、消化不良を起こしそうな討論でした。

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議論ができる人間教育の重要性

誰が何を話していたかは別にして、なるほどと思った内容を列記します。

・AIを使いこなせる人間と、使いこなせない人間の違いがさらに格差を拡大する

・AIを使いこなせると知識格差がなくなっていく。この知識を使って何を考えていくかが大事

・AIに課題を与えて判断するのが人間

・知識をもとに判断してつなげていくのが知恵。つまり知恵を使う人間がこれから必要

・日本は議論して価値あるものを作っていくことが苦手

・自分で考える人間は海外の方が多い

・論文まとめて叩かれて発表してこれの繰り返し。これを頑張れば頑張るほど国が発展する

・日本の教育は正解を求める。正解はない。なげかけて考えさせるのが教育だ

・日本は今まで他人とどうやって仲良くやっていくかに時間を費やしてきた

・AIで正解は瞬時にわかる時代になる。議論するために自分の意見を持つ

・議論の訓練ができていないのが日本

・議論の中で自分のポジションとっていく

・議論する教育の習慣を作っていく

・スマホで自分の意見を無記名で打たせると全員が意見を言える

・AIは道具を超える時代が来る。人間の知能を超える時代が来る

・臨機応変に対応することも大事

・人間がしなければならない仕事は介護や営業など

・リスクをとるほどモチベーションが高い人のところに人材が集まってくる

・富の格差というよりもモチベーション格差になる

等々です。

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堀江貴文氏の「子供にはスマホを与えるだけでよい」発言

AIはどこまでできるかということに対して、

牧野氏は単純作業はAIができる。知識は複雑だが判断が単純ですむのはAIで可能。AIは人間のように考えるわけではない。ディープラーニングで手に入ったのはまだ目だけ。

堀江氏は人間は考える必要はない。分かっている人にきけばよい。自分より優れている人に聞けばよい。

落合氏はもうすでにAI時代になっている。AIの方が正しい判断を導く。庶民に降りてくる前にAI技術は完成する。どこがAIの覇権をとるかというのは既にはじまっている。

と言っていました。

時代の先端を行く人達の議論はそれぞれに主義主張があり、AIをどこで定義するのかが必要だと思いました。

ただひとつ、とても気になったことがありました。

それは堀江氏が、親と先生は何もしないで子どもにスマホを与えればよいと言ったことです。

討論では時間の関係上、内容云々よりも結果を述べるにとどまることもあると思います。きっと深い意味があると思うのですが、この言葉はとても気になりました。

実際に教育的な視点を欠いたろくでもない親や先生がいるから、まだスマホの方がましだということなのでしょうか。

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スマホ育児は安全性が確立されていない

小児科の外来はどこも「スマホに子守をさせないで」のポスターを貼って、保護者に注意を呼び掛けています。スマホ育児は安全性が確立されているとはいえない現実があるのです。

東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏の著書「スマホが学力を破壊する」にはうすら寒くなる内容が書かれています。

仙台市立小中学校に通う7万名の生徒を5年間追跡調査した結果から、スマホ使用の有無で偏差値が最大10も違ってしまうなど、子どもの学力破壊につながる深い闇があると警鐘を鳴らしています。

そして、少なくとも今すぐに法律を作って未成年のスマホ使用を禁じるべきだとも言っています。

文中では、スマホ等(スマホをはじめとするインターネット接続ができる機器全般のことをいう)を使用したことにより成績が低下するという因果関係が、経年変化を追った調査ではっきりしたこと、使用をやめると学力が戻ることは福音であること、使用していなかったものが使用を始めると学力が低下すること、またどうしても使用をやめられない場合でも、使用時間を短縮することで、学力の回復が可能であることも大切な知見であると述べています。

ゲーム、テレビ、スマホの共通点は、前頭前野に抑制がかかり前頭前野が働かず、前頭前野の発達に遅延が生ずることが明らかになっているということです。

前頭前野はヒトをヒトたらしめ、記憶や学習と深く関係し、判断や思考や創造性、感情のコントロ―ルを担う脳の最高中枢であると考えられています。

ここ数年で、すでに幼児がスマホを使用している現状です。川島氏の本を読んで、うすら寒くなった理由がお分かりいただけたでしょうか。

子どもを持っている全保護者必読の本です。

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AI時代のコミュニケーションの重要性

私は2年前に介護離職で退職し、義母と義父を看取りました。

現在は自分の体調を戻しながら、近所の独居老人を毎朝訪問して安否確認をするとともに話し相手になったり、自宅に近隣の高齢者が遊びに来た時に、一緒にティータイムをとって話を聞いたりしています。

家族と同居している高齢者でも、家庭内でコミュニケーションをとっておらず、疎外感を感じ寂しい思いをしている方が多いように感じます。

話を聞いていると、相手の方の表情が生き生きして笑顔になってくるのがわかります。

人生100年時代、生涯現役で仕事をと国は仕掛けていますが、仕事云々は体調が良くなった時に考えるとして、今は自分の出来ることをしていこうと思っています。

今後、さらなるAI時代に突入し社会が変わっていく中で、私達にどのような働き方、生き方が求められてくるのでしょうか。

いえることは前頭前野を少しでも健全に保ちながら、これからの自分の人生を少しでも価値のあるものにしていきたいということです。

余談ですが、川島氏は児童・生徒の学習意欲を向上させるためにまず肝心なのは、基本的な生活習慣が大事と説いています。

特に朝食の習慣で、家族と一緒に豊かな朝食を食べることが、子ども達の学習意欲を向上させ、結果学力も向上すること。

次いで大切なのは、家族とのコミュニケーションであり、話をきちんと聞いてくれる家族がいる子ども達の学習意欲が高いことがわかったといっています。

つまり人間にとって、コミュニケーションがいかに前頭前野を活性化させるということではないでしょうか。

子どものいる家庭では、小さい頃から自分の意見を持って話ができるような、そのような関わりを持ってほしいと思います。

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