点滴の三点認証について看護現場での実例を紹介。点滴、患者、実施者の3つを確認

アリスです。

私は看護師として30年以上勤めてきました。

昨今、医療現場での医療事故がニュースなどで話題になります。

しかし、医療事故自体は昔からあることで、事故を防ぐために様々な方法がとられています。

その中でも、中規模以上の病院でとられている三点認証について詳しく説明します。

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医療事故を防ぐための確認

基本はマニュアル遵守の徹底しかないです。

医療処置を実施する前、実施直前、実施後の最低3回確認必要です。

実施する時は、実施する患者である事を確認し、処置で使用する薬剤を声出し、指差し確認すること。
当然、なぜこの患者にこの処方がでたのかを理解しておくことは必要不可欠です。

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三点認証とは

例えば、患者に点滴、輸血など医療処置を実際する際の三点認証について説明します。

名前の通り3つの確認・認証を行います。

それぞれバーコードを読み取る機械で自動判別できるようになっています。

点滴の確認

医師の指示の点滴伝票と内容を確認し、点滴に貼ってあるバーコードのを読み取ります。

もし、医師が点滴指示をだした後に点滴内容を変更した場合、伝票があっていないことになり、ブブーとアラームが鳴ります。

患者の確認

患者のリストバンドのバーコードを読み取り、点滴内容が合っているかを確認します。

また点滴を実施する患者に氏名を名乗ってもらうこともします。

意識障害のある患者の場合は、ベッドネームで氏名の確認をします

実施者の確認

実施する看護師のIDをバーコードで読み取ります。

これは、点滴内容と投与する患者を誰が確認・実施したかを証拠として、記録するためです。

また、点滴の際には看護師同士でのダブルチェックも行います。

実際は、ダブルチェックはできる部署とできない部署があります。

しかし、抗がん剤や輸血など万が一間違ったら最悪死んでしまう場合は、実施前、実施時の確認の際、必ずダブルチェックを徹底します。

以上が三点認証なのですが、世の中、それでも医療事故がおきている現実があります。

どれだけ確認しても事故は起きるのです。

人は間違いを起こすという事実を理解して何事も取り組む必要があります。

とにかく確認の徹底

実際に点滴を投与する前に点滴を準備しなければならないです。

準備の段階でも看護師二人がダブルチェックで確認しています。

投与する患者の点滴内容をその患者の注射伝票に基づいて確認し、注射薬の準備を行っています。

また、薬剤部でも病棟に患者毎に薬剤をあげてくるのですが、薬剤を間違ったら大変な事になるので、確認作業を徹底しています。

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