アリスです。
ピノ美味しいと思っている人は沢山いるのではないでしょうか?
昔ながらの人気のピノはアイスクリームに分類されます。
アイスには、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3種類があります。
それらについて、詳しく解説します。
アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの違い
アイスは入っている成分の違いによって3種類に区別できます。
種類別アイスクリーム(乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上)
種類別アイスミルク(乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上)
種類別ラクトアイス(乳固形分3.0%以上)
例えば、ピノの箱には・・
無脂乳固形分10%、乳脂肪分8%と表記されています。
あれ??無脂乳固形分って乳固形分のことなの?と疑問に思ったあなたは賢いです。
正解を言うと全く別物です。
乳固形分と無脂乳固形分は別物
アイスのパッケージには無脂乳固形分と書かれていますが、これは乳固形分のことではありません。
無脂乳固形分とは、アイスに入っている乳脂肪分以外の固形分のことです。
実は乳固形分については、下記の式で計算できます。
乳固形分 = 無脂乳固形分 + 乳脂肪分
先ほどのピノのパッケージ写真の表記から乳固形分を計算します。
乳固形分 = 10% + 8% = 18%
ピノの乳固形分は18%ということになります。
また、乳脂肪分は8%です。
つまり、下記のアイスクリームの条件を満たしているということですね!
種類別アイスクリーム(乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上)
ハーゲンダッツ
ハーゲンダッツは、無脂乳固形分が10%で、乳脂肪分が15%です。
両者を足したものが乳固形分です。つまり乳固形分は25%もあるのです。
ハーゲンダッツの味が濃い理由をお分かりいただけたと思います。
アイスクリームと表記するためだけにギリギリを責めるメーカとは
アイスクリームと表示するために、法律で定められたギリギリの量の乳成分しか使っていないのアイスもあります。
例えば、ガーナチョコアイスです。
無脂乳固形分が7%、乳脂肪分が8%です。
もう乳固形分の量は計算できますね?
乳固形分 = 7% + 8% = 15%
アイスクリームと表記するために、ぎりぎりの量しか使わない。
儲けしか考えていない企業は残念です。(ガーナは韓国企業のロッテです)
というか、ロッテは成分表すらもホームページに載せていません。
アイス関連の話ですが、ピノのファミリーパックのアイスの個数が年々減っています。
詳しくは下記をご覧ください。