こんにちは、アリスです。
三浦孝偉(みうら こうい)さんが、最近情報発信者として目立っています。三浦孝偉さんの人柄がとても誠実で、しかも、もともとサラリーマンだったということもあり、親近感を感じる人が多いのだと思います。
三浦孝偉さんの情報発信の内容は、ちまたに多い詐欺まがいの情報ではありません。いわゆる、王道と呼ばれるものです。王道なだけに、決して楽ではありませんが、ちゃんとフォローしてくれますし、やりさえすればできるというものです。
三浦さんは、情報発信業界に多い、楽してとか、1か月でとか、自動収入とか、そういった詐欺まがいの商材を全否定しています。
私自身も、その通りだと思います。
そんな三浦孝偉さんですが、過去には東証一部上場企業である博報堂を解雇されたという、かなり衝撃的な経歴をもっています。なぜクビにされたのかは、三浦さん自信は詳細を語っていません。
今の時代、サラリーマンがクビにされるなんてことは、かなり珍しいことです。
三浦自身は、解雇理由について唯一「仲間、上司、部下の裏切りがあった」とだけ語っています。
解雇理由の詳細については私もわからないのですが、Youtubeや三浦さんのブログや、はたまた2chをみても書かれていないので、気になっている人が多いと思い調べてみました。一部推測もありますので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
一応、根拠となる三浦さんの文章も紹介していますが、詳細については私が現場にいたわけではないので知りません。その点だけよろしくお願いします。
博報堂を解雇する直前の仕事
博報堂をクビになる前の三浦考偉さんは、仕事で海外を飛び回っていたようです。
直前には、福山雅治のロスでの撮影、そしてダルビッシュ有のテキサスの撮影などで、一か月ほど日本に不在でした。
その一カ月の期間に、博報堂内で何かが起きたということになります。
アメリカで仕事を終えた三浦さんは、次の仕事現場であるブラジルのリオデジャネイロに向かったようですが、リオについた時に突如日本に戻るように指示がでたようです。
そして翌日、時差ぼけフラフラの頭で、東京本社に戻った三浦さんに、自宅待機命令が出ました。
その一か月半後の、2012年8月24日に博報堂から解雇通告されました。
三浦孝偉に下された解雇の種類
解雇には整理解雇、懲戒解雇、普通解雇の三種類があります。
博報堂は業績がよいですし、整理解雇(赤字で給料を払えないことによる解雇)はありえないです。
また、三浦さんはトップレベルの成果を出していたことから能力には何ら問題はないため、普通解雇(能力が著しく不足、経歴の詐称)もありえないです。
残るは、懲戒解雇になりますが・・・懲戒解雇とは会社の秩序を著しく乱した労働者に対して制裁としておこなわれる処置です。
また、懲戒解雇が許されるためには、使用者が就業規則で懲戒の種別(解雇、停職、減給、戒告等)と理由について、労働者に事前に知らせておくことが法律で決められています。
基本的に労働者は弱い立場なので、相応の理由がない限り、解雇されることはありえません。
博報堂は、創業100年を超える東証一部上場企業で、2018年現在、売上高で1兆円越え、利益も500億以上を叩き出している会社です。
(参考までに、三浦さんが在籍していた2011年度は142億円の利益です)
そんな、日本トップクラスの会社が解雇したわけです。
三浦孝偉の解雇理由
懲戒解雇の理由としては様々あります。
例えば、素行不良や(度重なる遅刻など)、職務怠慢や職務放棄、会社への誹謗中傷・名誉棄損、機密情報の漏洩などです。
そして、刑法に該当する行為(窃盗、横領、傷害)などの逮捕です。
ただし、三浦さんの性格を考えると、いずれも該当しないと思います。
となると、残るは金銭関係の不正か人間関係が考えられえます。もし、お客さんから金銭を受け取ったということがあれば、まずいかもしれません。
例えばよくある就業規則の解雇理由として、下記のようなものがあるからです。
「職務上の地位を利用して私利を図り、又は取引先等より不当な金品を受け、若しくは求め、又は供応を受けたとき。」
三浦さん自身は解雇理由について完全に納得は行っていないとは思いますが、一応「自分が悪い」ということは認識されています。(メルマガに記載)
また、裏切りがあったということなので、上司や部下も関係していたのに、自分ひとりのせいにされたという可能性が考えられます。
もし金品を受け取っていたとすれば、三浦さんだけが罰せられるのは、やはりおかしいです。金品を受け取っていた人を徹底的に調べて全員解雇とするでしょうし、三浦さんだけが解雇になるのはありえないと考えられます。
そもそも、ブログやメルマガでの三浦さんの言動を聞く限り、そういったことは絶対にしないイメージがあります。
そうなると人間関係かなと思い、再度過去のメルマガを調べていたら見つかりました。三浦さん自身が、解雇理由についてほんの少しですがメルマガで書いていたのです。
以下、2017年5月3日のメルマガの一部抜粋です。
今、企業の間では(特に一部上場企業)「パワハラ」問題は厳しくなる一方であり、今時、体罰をする人は減ってますが「言葉の暴力」に対して厳しい動きがあります。
叱る時も皆の前で叱るのはNGで、会議室とかにこっそり呼んで叱らなきゃいけない。
僕はそれを全く無視してやってたことも解雇理由の1つとして挙げられておりました。
僕は入社当時、多分1番怒られておりました。不器用で覚えも悪く、ミスも多い。
皆の前で怒鳴られ恥ずかしい思いをしたり、時には理不尽にキレられた時は、それを見てた他の先輩が
「三浦、飲みに行くか。」
と誘ってくれ、
「気にするな。あの人はそういう人だから。でも、次はこうしなよー」
と慰められて、涙した経験とかでメチャクチャ成長できたと思っております。
暴力はダメだけど、ある程度の言葉の暴力は僕は必要悪だと思う。
「飴と鞭」
指導者は絶対に考えなきゃならない。
この内容から、人間関係(おそらくパワハラ関連)という可能性があります。
ただ、さすがに相手の自殺などはありえないと思います。
というのも、1カ月半の自宅待機中に、三浦考偉さんと、三浦さんの奥さんはさすがに解雇まではありえないだろうということを話していたことをブログで書いています。
仮に、自殺したとかになれば、電通のまつりさんの時のように、全国ニュースになりますよね。
可能性としては、パワハラを受けた人がウツを発症したとか、何かしら損害賠償を請求するために、博報堂を訴えたとかが考えられます。
そして、その責任を当時、その社員の直属の上司であった、三浦さんがとらされたという可能性があります。
訴えられた以上、会社として何らかの措置をとる必要があり、解雇に至ったのかもしれません。ただ、そうであれば当然、三浦さんは理不尽に感じるでしょう。
三浦さん自身も新人時代にヒドイ叱責をうけたことを語っていますし、少なくとも三浦さん以上のパワハラをしている人がいたはずだからです。
確かに、三浦さんはかなり厳しそうな感じはします。見た目もジャイアンですし・・サラリーマン時代も仕事には精一杯取り組み、自分にも他人にも厳しい人です。
ただ、理不尽に怒るような人ではないというのはわかります。
自分の感情に任せてとか、気分で起こるような人には見えません。ただ、怒られること自体をパワハラと感じる人もいるので、なかなか難しい問題かも知れません。
ということで、私の結論ですが、おそらく人間関係(部下への叱責など)により、部下がウツなどになり、その責任を三浦さんが押し付けられて、解雇になってしまったと推測しています。
三浦孝偉の経歴
三浦さんの経歴について紹介します。
三浦孝偉さんは、1977年3月17日生まれで、小学生で中学受験にて、慶応義塾中等部に入学しました。
慶応義塾中等部に入学するには、勉強がでるのは当然ですが、お金も必要です。
本記事を書いている時点での学費について調べたところ、初年度にかかる費用は、入学金34万円、授業料86万円、施設設備費13万円、諸会費28,390円でした。
なんと、合計135万8390円
中学生一人の学費だけで、年間100万以上のお金をかけることができる親は、日本全国をみてもそんなにたくさんいないと思います。
とはいえ、三浦さんの家は決して金持ちということはなく、親がかなり無理をして慶応にいかせたというようなことを語っていました。
父親が、相当に厳しい人だったようです。
人間は環境に染まる生き物です。
慶應義塾であれば、勉強ができる子供、裕福な家庭の子供が集まってきますし、そういった環境で学生時代を過ごせば、おのずと勉強するのが当たり前の人間に育つと思います。
三浦さんは、その後、エスカレーター式に慶應義塾大学の経済学部に入学します。
慶応の経済学部と言えば、エリートサラリーマン養成所で、東京に本社のある東証一部の商社、銀行などのトップには慶応出身が多いです。
三浦さんは、高校時代はラグビー部に所属していました。ラグビー部は、バリバリの体育会系の軍隊です。相当ラグビーが好きなようでして、学生時代はかなり熱心に取り組んだようです。
そんなバリバリの体育会系の三浦さんは、慶応の経済学部に入ったらカッコいいなと思い、経済学部を目指します。そして、見事合格しました。
三浦孝偉が博報堂へ入社した理由
先ほども話したように銀行や商社には慶応出身が多いため、慶応経済学部を出た三浦考偉はどこでも就職できるような状況でした。
しかし、おんぶにだっこというのが嫌だったことや、少しでも自由に働きたいと思っていたため、人気のあったマスコミ関係の会社を志します。
マスコミ関係で日本の一流企業と言えば、東証一部上場企業の電通か博報堂になります。
電通のほうが規模は大きいですが、電通のほうが体育会系というイメージがあります。
高橋まつりさんの自殺によってなくなりましたが、当時の電通の鬼十訓をみれば、いかに体育会系の思考かということが分かると思います。例えば下記の一文。
「取り組んだら離すな。殺されても離すな。目的完遂までは…」
自分自身に言い聞かせて取り組むのであれば、まったく問題はないですし、このような場面に遭遇することはあると思います。
問題は、こんな基地外じみた内容を社訓とし、社員に強制させていたということですね。
これまでずっと体育会系でやってきた三浦考偉は、また同じような軍隊に入るのが嫌だったため、博報堂に入社することを決めます。
しかし、博報堂に体育会系の部署がないかといったらそんなことはなく、結局、三浦考偉は、博報堂でもバリバリの体育会系が集まっている部署に配属されたようです。
見た目が体育会系ですし、声も大きいので、当然そうなったのだと思います。
いずれにしろ、結果的に解雇はされたかもしれませんが、大きく復活を果たした三浦考偉は純粋にすごいと思います。
まとめ
三浦考偉のメルマガは、考えさせられる内容が多いので、読んでいて本当にためになります。
やっていることや発信している内容が、正統派で、真面目に一人一人をしっかりとサポートしようとする人なので、ファンは多いと思います。
これから、ますます注目される人物だと思います。
(追記)
ここで書いた内容について、半年後ぐらいに三浦考偉のメルマガで紹介されました・・・。
自分の名前で検索したときに、本記事が見つかってかなりドキドキしたけど、そんな悪いことが書いてなくてほっとしたとのことです。
とはいえ勝手な推測記事を書いたことについて、この場を借りて謝ります。
ちなみに、私の推測については間違っているような感じで書いてありました。いつか飲みの席で話す機会があったら話すと。
そんな日が来るかはわかりませんが、そんな風に言ってくださったことはうれしく思います。ありがとうございました。