アリスです。
Windows7も長年使っている起動速度や、終了速度がだんだんと遅くなります。
そして、ある日気づいたときには、起動に5分以上、終了にも5分以上かかっているかもしれません。現にそういった人はたくさんいます。
しかし、多くの人はそのまま放置しています。不便をそのまま受け入れているのです。
なぜか?
自分でググって調べたとしても、専門用語ばかりで何がかいてあるかわからないサイトも多いからです。調べても結局わからなかった。そういう経験が過去にあると、調べる気力がなくなるわけです。
そして、そもそも調べるのさえ面倒な人もたくさんいます。分からないことに対しては、調べるのさえ億劫になるのが人間というものです。
だから、ググレカスとかいっている2ちゃんねらーには、黙れカスと言っておけばいいでしょう。
起動終了速度だけでなく、Windows使用中のパフォーマンスをあげるものも混じっていますが、気にしないでください。
Windows7の起動終了速度をあげる対策1
コントロールパネル(以下コンパネ)を開いてください。右上のコントロールパネルの検索欄に「パフォーマンス」と入力してください。
表示されたメニューから「パフォーマンスの情報とツール」を選択してください。
下記のパフォーマンスの情報とツール画面が表示されますので、左のメニューから「詳細ツール」を選択してください。
詳細ツールを選択すると、下記の画面が表示されます。
もし、何らかのトラブルがある場合、パフォーマンスの問題の欄に、発生しているトラブルが表示されます。下記画面では「ドライバがスリープモードからの再開に干渉しています。詳細を表示してください」というエラーがでています。
順にクリックして、問題を解決させます。基本的には画面に従って、全てOKボタンを押せばよいです。
問題が解決すると、下記画面のように「問題は報告されませんでした」となります。最初からそのように表示されている場合は特にすることはありません。
ここで表示されている問題を解決するだけで、一気に速度が速くなりますよ!
Windows7の起動終了速度をあげる対策2
対策1の最後の画面で、「Windowsのデザインとパフォーマンスの調整」の項目を選択します。下記の画面が表示されますので、視覚効果のタブのメニューから、「パフォーマンスを優先する」を選択します。
注意点として、パフォーマンスを優先した場合、昔のWindowsの見た目になります。見にくい方は、この設定はしなくてもよいです。
Windows7の起動終了速度をあげる対策3
Windowsボタン+Rボタンを押してください。
ファイル名を指定して実行画面が表示されますので、「msconfig」の文字を入力してOKボタンを押します。
下記のシステム構成の画面が開きますので、スタートアップタブを選択してください。
ここに表示されているものが、Windowsの起動時に自動起動されるアプリの一覧です。
この数が多ければ多いほど、Windowsの起動に時間がかかります。
可能な限り、不要なものは無効化しましょう。無効化したとしてもソフト自体はアンインストールされるわけではないので安心してください!
使用するときに、スタートメニューの全てのプログラムから起動すればいつでも使えます。
上の画面の例ですと、iTunes、QuickTime、Apple Push、DVD or CDSony Home Network Library、Play Memories Home(SONYのビデオカメラのソフト)などは自動起動する必要がないので、左側のチェックを外して無効にします。
Windows7の起動終了速度をあげる対策4
Windowsボタン+Rボタンを押してください。
ファイル名を指定して実行画面が表示されますので、「regedit」の文字を入力してOKボタンを押します。
レジストリの編集画面が開きます。
画面が開いたら、左のツリー構造をたどってHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Controlへ移動します。
移動すると今度は右の画面に、「WaitToKillServiceTimeout」という名前が表示されます。
これはシャットダウン時にサービスの終了を待つタイムアウトを設定する項目です。
この値を1000に変更します。つまり、タイムアウト1000ミリ秒=1秒という意味です。
値を編集するには、WaitToKillServiceTimeoutをダブルクリックしましょう。
もし見つからなかった場合、レジストリエディタのツールバーの編集→検索から、直接「WaitToKillServiceTimeout」の文字列を入力して探しましょう。
Windows7の起動終了速度をあげる対策5
Windowsボタン+Rボタンを押してください。
ファイル名を指定して実行画面が表示されますので、「cleanmgr」の文字を入力してOKボタンを押します。
下記のディスククリーンアップの計算中画面が起動します。
計算が終わると、下記の画面が表示されます。削除するファイルの欄にいろいろ表示されますが、全て削除しましょう。
左のチェックボックスにチェックを入れてOKボタンを押します。
Windows7の起動終了速度をあげる対策6
不要なソフトのアンインストールを行います。地味ですが大事なことです。コントロールパネルのプログラムと機能からできますので、使っていないソフトはアンインストールしましょう。
Windows7の起動終了速度をあげる対策7
最後はデフラグです。デフラグとはハードディスクのあちこちに分散しているファイルを一か所にまとめるためのものです。
大容量のファイルになると分割されてハードディスクに保存されてしまうので、それらを一か所にまとめ、ハードディスクのアクセスを効率化します。
Cドライブの右クリックメニューでプロパティをクリックすると、下記画面が表示されます。
ツールタブを選択し、最適化するボタンを押下します。
下記のディスクデフラグツール画面が表示されます。ディスクの最適化ボタンを押下して、デフラグを行いましょう。
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デフラグには1日以上かかりますので、実行後はPCをつけっぱなしで放置しておきます。
PCの使用時にやると、重くなるのでおすすめしません。使っていないときに行いましょう。
以上の7つになります。
これらの7つの対策を実施すれば、あなたのWindowsは間違いなく速くなっているはずです。