こんにちは、アリスです。
くぼっちこと久保裕丈は、バチェラーシーズン1で数名の女性を本気で怒らせました。相手にもよりますが、くぼっちは結婚すると尻に敷かれるタイプの男かもしれません。
久保が怒らせた女性の反応も千差万別で、久保裕丈のほっぺたを平手打ちをした古賀あかねや、久保にビンタしたくてもできなかった岡田ゆり子、そしてビンタなんて考えもしなかった森田紗枝がいました。
今回の記事では、なぜ久保裕丈が女性にビンタされたのかを考えてみたいと思います。
ビンタされた理由は女性に主導権を渡したため
バチェラーは女性を選ぶ立場にあり、毎回女性を振るのが一つ大きな仕事です。つまり、ビンタされても当然のようなことをしているので仕方ないと言えばその通りです。
しかし、私はバチェラーがビンタされるというのはかなり情けないと思いました。バチェラーはあくまで選ぶ側であり、主導権はバチェラーにあるはずです。それにもかかわらず、女性にビンタされたということは、女性に主導権を握られている証拠です。
端的に言ってしまえば、久保裕丈は女性の扱い方が下手だったということになります。
それにしても、久保裕丈は、どの女性に対しても、いい顔をしていたように思います。本来なら興味がない女性にいい顔をする必要はありません。全員と結ばれることができるならそれでも良いのですが、最終的には一人を選ばなければならないからです。
つまり、最後に残る一人以外は全員振らなければいけません。振るというのは、正直容易いことではないです。ましてや、途中デートを何度も重ねた相手を振るというのは、精神的に相当きついと思います。
そのため、最初からそんなに興味がない女性には本当は近づくべきではないと思います。振るというのは相手を傷つけることになるからです。
ただ、それが難しいのがバチェラーという番組です。恋愛相手なら見た目を100%重視して選べばよいですが、結婚相手となればそれ以外の要素もとても重要になります。そうなると、ある程度デートを重ねないと、その人の人となりがわかりません。だからこそ、バチェラーではデートが重要になっています。
久保が主導権を渡してしまった理由
久保裕丈は東大をでるくらい頭がいいので、先に書いたようなことはわかっていると思います。では、なぜ主導権を渡してしまったのでしょうか。
おそらく、バチェラーの自分が女性を選ぶ一方で、自分も女性に選ばれる立場であるという意識が強くあったからではないでしょうか。
自分が選ばれるほうでもあると考えてしまうと、どうしても相手に気に入られようとする行動になってしまいがちです。そうなってしまうと、女性目線からすると、機嫌取りみたいにみえて、男らしさを感じにくくなります。
やはり女性は、男性に引っ張っていってほしいと思っていますし、そういったところに男らしさを感じて惚れることが多いです。
バチェラーであるなら、常に自分が上の立場であることを女性に雰囲気で感じさせる必要があります。久保裕丈がビンタされたのは、女性にビンタしても大丈夫な相手と思われたからです。つまり立場がほぼ同等か、それ以下となっていたことがビンタされた原因かと思います。
その点で、シーズン2の小柳津林太郎は、自分が主導権を握って引っ張っていくタイプでした。そのせいか、誰一人としてバチェラーの小柳津林太郎にビンタする女性はいませんでした。
ただし、小柳津林太郎も完璧に主導権を握っていたわけではなく、女性に主導権を握られていたシーンも多々あります。例えば、若尾綾香との入浴シーンなんかは、鼻の下伸びすぎで、ダメダメのダサい男になっていました。しかし、要所要所では主導権は小柳津林太郎が握っていたと思います。
岡田ゆり子の優しいビンタ
最初に久保がビンタされたシーンです。
ローズイベントで、岡田ゆり子に対して久保が最後の言葉をかけます。
「ゆり子が僕にぶつけてくれる気持ちは僕をすごく幸せにして勇気をくれました。それなのに、バラを渡せなくて、ごめんなさい。」
次の瞬間、岡田ゆり子はすごくゆっくりした動作で、久保を優しくビンタしました。ほっぺたに手を当てただけのような優しいビンタでした。
岡田ゆり子はローズイベント後に、
「本気で久保さんのことを好きだったし、本人を目の前にしたら、好きだった人を叩けませんでした」と泣きながら語りました。
岡田ゆり子の優しいビンタのシーンですが、シーズン1の「15. バチェラー・ジャパン エピソード8」の55分50秒あたりになります。
古賀あかねの強烈ビンタ
久保に強烈なビンタをしたのが古賀あかねでした。古賀あかねの名誉を守るために一言だけ補足しておくと、強烈とはいっても普通のビンタであり、プロレスラーがするようなビンタではありません。
ローズイベントで、古賀あかねを選ばなかった久保がお別れの言葉を伝えます。
「あかねのことが大好きでした。できれば、あかねの夢をもっともっと叶えたかったんだけど、約束を守れなくてごめんなさい。」
こんな、かっこつけたセリフよく言えるなーと思いながら見ていましたが、その次に古賀あかねの口から出た言葉が、「ビンタしていいですか?」でした。
久保は一言「いいよ…」と答えました。この場面で、拒否できる男はいません。
そして次の瞬間、古賀あかねの平手打ちが炸裂しました。バチン!と大きな音がして、久保の顔がゆがみます。これは痛い!と思いましたが、久保は全く痛そうな顔はしていませんでした。相当痛かったとは思いますが、我慢するのが男ですね
古賀あかねはビンタをした後に、大きく息を吐いて「スッキリした…」と言いましたが、ローズイベント後の最後の撮影では涙を流しながら「帰りたくない」と言いました。
古賀あかねの強烈ビンタのシーンですが、シーズン1の「21. バチェラー・ジャパン エピソード11」の52分25秒あたりになります。
森田紗枝のほくろタッチ
バチェラーシーズン1の終了後、一ヶ月ほどして、スタジオに参加女性が全員集められました。司会の今田耕司と参加女性陣のプレミアムトークセッションスペシャル〜その後の2人編〜というタイトルで、アマゾンプライム会員であれば見れます。
プレミアムトークセッションで、久保裕丈と森田紗枝が番組終了後、初めて再開します。
このトークセッションで、森田紗枝は久保にあるお願いをしました。
「これをしたら、完全にきっぱり忘れます。終止符を打つために最後に…ほくろを触らせてください」
流れは完全にビンタだったのですが、森田紗枝はビンタをしませんでした。司会の今田耕司もビンタという言葉を予想しており、外れてびっくりしていました。
ここで森田紗枝がビンタさせてくれといったら、番組的には盛り上がったと思いますが、私は残念な気持ちになっていたかもしれません。ビンタでなくて良かったです。
ほくろを触らせてほしいと森田紗枝が言った瞬間に、会場が暖かい笑いに包まれました。本当に優しい人なんでしょうね。会場にいた人達はもちろん、視聴者も幸せな気持ちにした森田紗枝はすごいと思います。
森田紗枝は、ぎゅっと久保のほくろを人差し指で押しました。これで、森田紗枝は前に進むことができるようになったようです。なんというか、とても健気で感動しました。
ほくろタッチのシーンですが、シーズン1の「26. プレミアム・トークセッションSP~その後の2人編~」の22分0秒あたりです。