自覚症状が全くない稽留(けいりゅう)流産を経験、流産を乗り越えた先にある幸せ

アリスです。

私は結婚した頃、一度稽留(けいりゅう)流産という流産を経験しています。

天国から地獄に落ちたような悲しみは、経験した夫婦にしかわからない辛い出来事です。

そこで、妊娠したら、当たり前に産まれてくるとは限らない小さな命の大切さをわかってもらいたくて、自分の経験談をもとにお話したいと思います。
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稽留(けいりゅう)流産

妊娠した女性のうち、約15%の方が流産を経験するといわれています。

稽留流産は、初期流産の中では高い確立で起こる可能性があります。

原因は、主に精子と卵子の染色体に問題があったり、受精卵がなんらかの理由により、生命力を失ってしまう場合があります。

胎児が死亡していて、子宮内にとどまっている状態なので、子宮の中をきれいにする処置(掻爬手術:そうはしゅじゅつ)が必要になります。

自覚症状が全くないので、妊婦にとっては流産の診断を受け入れがたい場合もあります。

私の場合は、7週目なのに、胎嚢といわれる袋のみしかエコーにうつらず、その後胎嚢がしぼんで細長くなっている状態でした。

普通7週目ぐらいになると、胎嚢の中に胎児がいて、もう少しすると心拍確認もでき、念願の母子手帳が貰える時期になります。

お医者さんに、稽留流産かもしれない、1週間後の検診で判断を決めます。

と言われ、家に帰る途中、車の中でお腹をなでながら、泣きました。仕事中の夫も電話先で泣いていました。

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流産確定、掻爬(そうは)手術

次回の検診まで、すごくドキドキ緊張しながらでしたが、残念ながら確定してしまいました。

1日入院で、掻爬(そうは)手術が決定しました。

この時、一番ショックだったのが、隣の個室に後輩が出産の為に入院していたことです。

赤ちゃんの泣き声も聞こえ、自分のいる立場が悲しくなりました。

嫌でも顔を合わせることになるので、流産したんやと伝え、お互い気まずかったですが、産まれた赤ちゃんをみていると幸せな気持ちがこみ上げてきて、祝福する気持ちになりました。

また、必ず妊娠できるという希望をもって手術に挑みました。

麻酔から手術まで30分くらいで終わります。

鉗子を使い、胎児や絨毛等の内容物を全て取り出します。

手術自体は、簡単なのですが子宮内に器具を入れて掻き出さなくてはならないので子宮を傷つけないように安全に行う必要があるので、医者の技術も大切になります。

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手術と入院の費用

8年くらい前の事なので記憶が曖昧ですが、全部で3万いくかいかないくらいだったと思います。

私は生命保険に加入していたので、手術代として、保険会社に請求して入院1万円の20倍の20万円がおりました。

こんな簡単な手術でも20万円も出るなんてとびっくりしました。

やはり、保険は大事ですね。

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その後

約3ヵ月間くらいは、子宮の戻りをみながら、再び妊娠することがないように医者に指導されます。

1年以内に無事再び妊娠することができ、今では二人の育児に毎日大変ですが、辛い経験をした分、とても幸せに過ごしています。

葉酸サプリを飲んで流産予防

葉酸は、胎児が細胞分裂を繰り返し成長する際に必要となる栄養素になります。

胎児が細胞分裂を繰り返す際に多く必要とされ、細胞分裂の際に奇形を防止する働きがあります。

日本では妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までは、1日400ug程度の葉酸摂取を推奨しているので、しっかり葉酸を摂取して流産しにくい体をつくっていきましょう。

また、葉酸摂取も大事ですが、体の冷え、ストレスをためない生活習慣を心がけることも大切です。

1度流産しても、必ずまた妊娠できます。辛い経験をした方、諦めないでください!

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