芯をしっかりと持って生きることが大切。自己保全のツケは必ず自身に返ってくる

こんにちは、アリスです。

大分前の話になりますが、韓国のセウォル号沈没の事故がありました。船には修学旅行の高校生がたくさんのっていました。

船内放送で、部屋で待機するように言われたため、ずっと部屋に待機していた結果、水が入ってきて、150人もの客が逃げおくれ溺れ死んでしまいました。そして、船長は、自分だけ逃げて助かったという事件です。

ドンドン不手際な事が出てきていますね。馴れ合いの中、違法・異常な状態をわかっていながらもみ消し、ごまかしをしながら船の航行を続けていた訳です。

そして万一の事故に準備されたことが何一つなされなかった結果、悲惨な事故につながってしまいました。前もってわかっていて何も対策をしない、改善をしないでいると、いずれ自分達に返ってくるどころか、他の方々にも迷惑を掛ける事になってしまうのです。

その後、この事故とされを救難する側、政府、被害者や被害者の遺族を装った人々、責任のなすり付け合いなど、少なくともこの事故に関わる人々の中にモラルの低い人々が相当数居る事も露呈してしまいました。

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幼稚な発想と行動

別の話になりますが、旅行会社の社員が学校の遠足のバス手配を忘れたことを前日に気付いたあせった社員が「遠足を止めなければ自殺する」と生徒を装って旅行を中止させようとする手紙を出した事件がありました。

なんと幼稚な発想と行動だろうか?先ずは上司に相談し、学校に状況を報告、謝罪するのが当たり前です。

あらゆる手を尽くしてバスの段取りを試みる。それでもバスが手配出来なければ学校に更に生徒に対しても全面謝罪と言うプロセスが全くなされず、自己保全の為に破滅的な道への行動を取ってしまった訳です。

事故、旅行社の件は、いづれも「自己保全」「保身」の為に詭弁、押し付け、ごまかしをする事で、人の醜さ、幼稚さを見せ付けてくれたのです。

現代の日本において、法令順守やモラルの向上がなされていると同時に、それとは全く逆の方向に向かっている人々も確実に増えています。

私達はこのような人々が増えてくる世の中で、自分自身を守るためにも、揺らぐことなく流される事を防ぐ為にも今以上に「芯をしっかりと持たねばならない」事が重要になってくると思うのです。

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アリスと奇妙な仲間たち
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