アリスです。
2018年2月、北陸では数十年ぶりの豪雪で、雪かきのため体をくずした方が多かったのではないでしょうか?
かくいう私もその一人でした。
午前中、雪かきで2時間。車で帰宅して、午後外を見るとまた雪がわんさか積もっており、1時間30分の雪かき。これが何日も続き、とうとう全身バキバキになり、免疫力が低下したのでしょう。風邪で喉のイガイガと咳、そして鼻水の症状が出ました。
しかしこの半端でない大雪の中、病院に行く体力と気合いはありませんでした。
風邪をこじらせると大変なので、すぐに手をうちました。
富山の置き薬の葛根湯(市販の葛根湯ではありません)を服用し、以前友人からもらった国産の天然ハチミツがあったので、ハチミツとビタミンCの粉末を飲みました。
すると2日間で症状が軽快しました。
葛根湯もさることながら、ハチミツとビタミンCも大いに効果があったのだと思います。
皆さんも是非試してみてください。
葛根湯の効果
家は代々、何十年も前から富山の置き薬があり、担当者の方が定期的に薬の点検に回ってくれています。義母が亡くなったので解約を考えたのですが、災害に備えてあった方がいいかもしれないと思って継続しています。
昨年の秋に担当者の方が見えた時、冬に備えて満量処方の葛根湯を9本(3日分)常備薬に追加してもらいました。1本30ml ¥450+税です。今回、この葛根湯が間にあいました。
葛根湯は風邪の初期症状としての寒気、発熱、頭痛、鼻づまり、肩・首筋のこわばりなどに効果があります。
私は1日3回、食間に2日間服用しました。
ハチミツの効果
普段はホットケーキやヨーグルトにかけたり、飲み物に混ぜたり、料理に使ったりしているハチミツですが、実はハチミツは美容や健康に、内からも外からも効く薬なみのスーパーパワーを持っているといわれています。
ハチミツは180以上の天然成分を含む自然食品です。
近年の研究で、代表的な咳止め薬のデキストロメトルファンと同等の効果があることがわかりました。
欧米のほとんどの家庭では、子どもの咳止めにハチミツを使用しています。
ハチミツには傷んだ粘膜の修復を助ける働きがあり、喉の不調によく効きます。
私は1日3回、緑茶でのうがいの後に小さじ1杯の天然ハチミツを口の中に入れ、上を向いて頭をゆっくり回しながら、ハチミツが喉のイガイガ部分に膜をはるようにして2日間飲みました。
ハチミツに凝っている友人は、信頼できる国産の非加熱の本物を選ぶことが大切だと言っています。
注意すべき点は、ハチミツにはボツリヌス菌が含まれている場合があるため、腸内環境が未熟な1才未満の乳児に与えてはいけないことです。もし乳児がハチミツを摂取し、乳児ボツリヌス症になってしまうと、最悪「死」に至る恐ろしい病気です。
1才を過ぎれば人の免疫系(腸内細菌叢)が菌の増殖を抑え、解毒してくれるといわれています。
ビタミンCの効果
疲労回復や風邪予防など、多くの効果が期待できる栄養素がビタミンC(アスコルビン酸)です。私はビタミンCも粉末で常備しています。
ビタミンCの粉末を1日2回、朝と夕に500㎎を微温湯に溶かして2日間飲みました。
おわりに
今回は、常備薬の葛根湯や粉末のビタミンC、そして友人からもらったハチミツがあったので、それらを活用して風邪の初期で対処できたのがよかったです。
葛根湯だけではもっと時間がかかっていたかもしれません。
実は雪かきをしたのは、今年が初めてです。
北陸地方のそれも山手です。本当に大変で全身痛のため寝たきりになりそうでした。もう金輪際、雪かきはしたくありません。
豪雪のさなかに小型の除雪機を注文したのですが、大雪で届かず、結局届いたのは雪がおさまってからで全く間にあいませんでした。
昨年89才で亡くなった義父が、87才まで現役で雪かきをしてくれました。
義父と主人と私と息子二人の車合わせて5台分のスペースと、玄関から道路までのスペースを合わせるとかなりの範囲になります。
高齢でどれだけ大変だったことでしょう。
自分が経験して、はじめてその苦労がわかりました。
義父にどれだけ感謝しても足りないです。親のありがたさが身にしみた今年の豪雪の思い出です。