アリスです。
ジョディーフォスター主演のコンタクトという映画に魅せられました。1997年の古い映画なのですが、感動のストーリーでした。
見ていない人はぜひ見て下さい。優しい気分になれる映画です。
ジョディフォスターが演じる科学者エリー
星の研究をしている科学者をジョディフォスターが演じます。宇宙人をいると信じており、地球から毎日どでかい通信機をつかって信号を探索しています。
宇宙の広さは果てしないです。地球のように生命体がいる星は絶対にどこかにはあるでしょう。それは私も同感です。宇宙の広さを考えると、いない確率のほうが圧倒的に低いわけです。
しかし、そういった研究に支援してくれる人はほとんどおらず、思うように通信設備も使わせてもらえません。
そこで、メキシコに行くことになります。メキシコで超大型干渉電波望遠鏡を使って、研究を再開します。支援してくれる人も見つけることができました。
しかし3年たっても、何の成果も得られず、ついにメキシコでの研究も打ち切りになりそうになります。そんな瀬戸間際の時に、ついにヴェガから発信される電波信号を受信します。
なんとその電波信号には、素数や、画像、そしてヴェガに行くための一人乗りの宇宙船の設計図がのせられていました。
それらを解読し、宇宙船を作ることになったのです。
ジョディフォスターがヴェガへ出発
一人乗りなので誰が行くか?で様々な争いがありました。その結果、エリー(ジョディフォスタ)の上司が行くことになりました。しかし、出発直前にテロにあい、宇宙船もろとも爆発し、死んでしまいます。
1997年なので、2001年の貿易センタービルのテロより前ですね。
話はそれますが、この映画を教訓にもっとテロに対して警戒していれば、9.11は防げたかもしれないです。
宇宙船はなくなってしまいましたが、政府はもう一つ作っていたのです。
作れるなら、2つ作るというのが暗黙のルールみたいですね。確かに何かあったときの予備は絶対作るべきです。アメリカ政府のやり方ですね。
そして、2つ目は日本の北海道に作られていました。乗員はもちろんエリー(ジョディフォスター)です。
ヴェガで亡き父の姿をした宇宙人と出会う
ヴェガまではトンネルみたいなものでつながっており、すごい速度で宇宙船は移動します。
途中でエリーは気絶しています。目が覚めるとヴェガについていました。そこには父の姿をした宇宙人が一人だけいました。
姿を自由に変えることができるようで、父親の姿になったのは、エリーが話しやすいだろうという理由からでした。エリーが気絶している間に、記憶を読み取ったようです。
何十億年と一人で過ごしてきたようです。そして、宇宙人はエリーに言います。
「キミらは興味深い、美しい夢を追う力がある。途方にっくれ、孤独だと感じている。」
「我々は、気づいたんだ。孤独を癒してくれるのはお互いの存在なのだと。」
ヴェガは息をのむようなきれいな景色でした。
エリーの夢だったのかもしれない
実はエリーの乗ったポットは、装置を潜り抜け、そのまま海に落下しました。つまり地球人の目で見た限りでは、宇宙に行っていなかったのです。
宇宙で過ごした時間は8時間の映像はビデオにも録画されていませんでした。宇宙人が消したのか、そもそも気のせいだったのか。
しかし、ジャミジャミの映像は8時間分記録されていたようですが・・。
エリーの夢であったかもしれないですが、そんなことはどうでもいいことのようです。
エリーは言います。
「宇宙の姿をみて、我々がいかに小さいかを教わりました。同時に我々がいかに貴重であるかも。我々はより大きなものの一部であり、決して孤独ではありません。そのことを伝えたいのです。そしてほんの一瞬でもみんなに感じてほしいと。」
一人生まれて一人死んでいくのが人間です。確かに孤独かもしれませんが、そうではないということです。孤独に感じなくていいと。世界は愛であふれていると。