エンジェルスの大谷が左足首を捻挫。凡打で全力疾走するのは高校野球の弊害

こんにちは、アリスです。

メジャーのエンジェルスに入団して活躍中の大谷ですが、走塁で左足首を捻挫しました。軽いケガで済んでよかったとはいえ、数試合欠場することや、予定していた登板日を延期することが発表されました。

ゴールデンウィークに休みを取って、現地まで大谷を見にいった日本のファンが沢山いたと思いますが、みなさんがっかりされたことでしょう。

こういったことがありうりますので、現地に行くのはリスクだったりします。

スポーツに特化した映像配信サービスのDAZN(ダゾーン)であれば、家のテレビはもちろん外出先からもスマホで大谷選手の全試合を視聴することができます。

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ボテボテの内野ゴロで全力疾走する大谷

私は大谷のプレーを見て、なんで全力疾走なんてしているんだと思いました。ぼてぼてのセカンドゴロで全力疾走するのは高校野球児の話です。

大谷だけではないですが、選手は自分がケガをしないことを最優先に行動しなければなりません。球団がどれだけのお金を選手に払っているのかを考えてほしいです。

しょうもない内野ゴロで全力疾走して、セーフとなる確率がどれだけあるでしょうか?95%以上の確率でアウトになるはずです。

そして全力疾走することによってケガをする確率や、体力が消耗することも考えるべきでしょう。ボテボテの内野ゴロで全力疾走することがいかにナンセンス(無意味)かを理解しなければなりません。

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日本高校野球の弊害

私自身が元高校野球球児ため、野球や内部事情については一般の人より詳しいです。今回、大谷が内野ゴロで一塁に全力疾走する姿を見て、これは完全に高校野球の弊害だなと思いました。

高校野球というのは一種の軍隊です。監督の指示は絶対であり、選手は逆らうことができません。意見できるような雰囲気はないのです。そういった中で、選手は常に追い詰められながらプレーしています。

そして厳しい高校ほど、常に全力プレーが求められます。一見無駄なことでも全力でプレーしなければ監督に怒られるからです。

私自身の話ですが、高校時代練習試合で負けた後、監督は選手全員に30mのダッシュを、俺がやめろというまでしろと命じました。レギュラー陣だけでなく、補欠も下級生も全員がしなければなりません。

塁と塁の間が約27mのため、高校野球児の多くは30mダッシュを練習前のウォーミングアップで行うのですが、それをひたすらするのです。

私は10往復を超えたあたりから、意識が朦朧としだしました。周りの同級生、先輩をみても、みんなヘトヘトで今にも倒れそうな顔をしています。それでもダッシュをやめていいとの合図はありませんでした。

そして、16往復目に入ろうとしたとき、ついにキャプテンが痙攣をおこして倒れました。心臓が恐ろしい勢いで打っているのでしょう、胸が上下にすごい勢いで揺れていました。

監督は、すぐにやってきましたが、救急車を呼ぶ気配はありませんでした。抱きかかえて、部室に連れていき、そこで休ませていました。

そのあと、キャプテンの痙攣はおさまり、その日の練習は終わりとなりました。今考えても異常な空間の中で毎日の練習をしていたと思います。

ついていけなくなった私はその異常な練習の一か月後、野球部を後にしました。

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大谷の母校『花巻東高校』の野球部の教訓

先ほどの異常な監督は、決して私の高校に偶然いたのではありません。日本全国の高校には同じような異常な監督がたくさんいます。

自身が高校時代に受けた異常な指導こそが正しいと思い込み、それを指導者になって繰り返すのです。ただし、大谷を指導した「花巻東高校」の野球部監督はどうだったのかはわかりません。

分かっているのは、花巻東高校の野球部にあるという下記の3つの教訓です。

一、常に全力疾走
たとえゴロでも全力で一塁を目指して走る。

一、徹底したカバー
誰かがミスをしたとき、必ず後ろにカバーに入る。

一、決して諦めない
最後の最後まで逆転を信じて諦めない。

どれも、高校野球児なら当たり前のことですね。大谷もこの教訓のもとで、3年間野球に取り組んだのです。そして、プロになった後もこのことを忘れなかったのだと思います。

もちろん、私はこの教訓は否定するつもりはありません。私自身も野球部にいたころは、この3つは当たり前でした。

しかし、どれも時と場合によるということを忘れてはいけません。高校野球児と違って、プロは毎日が本番であり、離脱することがチームに迷惑をかけます。

そして高校生と決定的に違うのはお金をもらってやっているということです。だからこそプロなわけです。

常に全力疾走する必要はありません。内野安打にもっていけそうなときや、ボールを追うときなど必要な時だけ全力疾走すればいい。

徹底したカバーというのはも不要です。カバーをしなくていいといっているわけではないので誤解をしないでほしいですが、内野ゴロのときのファーストの返球でカバーなんて毎回しなくていいということです。

内野の暴投や、ファーストのエラーというのを想像して、毎回ライトやセカンドがファーストの後ろに全力疾走で回り込むというのは高校野球児のすることです。

プロなのですから、当たり前のことでミスれば当然次の日は別の選手になる。それだけのことです。仲良しチームであってはいけないということです。

決してあきらめないというのもプロであれば、馬鹿のすることです。10点差のついている試合にチームのエースを登板させますか?それよりも、次回の試合でエースを登板させるのは当然のことです。

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メジャーリーガとしての意識改革が必要

日本高校野球の教訓はあくまで高校野球の話。プロでは通用しません。ましてやメジャーでは全く通用しません。

元巨人の桑田がヘッドスライディングで、内野フライをとろうとして、大けがをしたことが有名ですが、これも高校野球の弊害です。

プロになっても高校野球で教えられたことにとらわれている選手がいかに多いか。とくに若手ほどその傾向が強いです。

日本の野球がアメリカと比べて遅れているのもそのせいです。意味のない教訓にとらわれてはいけません。大谷はプロとしての意識改革が必要です。そうでなければ、桑田の二の舞になりかねません。

松井秀喜がアメリカ球界で殿堂入りを成し遂げたのも、ケガをしなかったからです。けがをしないことが、プロでは最も重要です。

大谷に多くの日本人が期待しています。私自身も期待していますし、大谷が活躍すれば本当にうれしいです。だからこそ、けがをしないでほしいと切に願っています。

私も映像配信サービスDAZN(ダゾーン)で家や外出先から応援してます。大谷の活躍が多くの日本人を励ましてくれています。

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