生きる意味が分からない人、死ぬのが怖い人へ捧げる記事

こんにちは、アリスです。

生きる意味なんてない。という人がいますが、それは間違っていると思います。生きる意味、目的はあると考えています。

哲学の領域になりますが、こういった普遍的な内容の問題提起をすることはとても重要です。海外の偉大な哲学者達(プラトン、ソクラテスなどあげたらきりがありませんが)、生きる意味を考えてきました。

私という人間がなぜ存在するのでしょうか?意識とは何なのでしょうか。自分というのは一体何なのでしょうか。

 

今の世の中は目的を考えずどう生きるかばかり考えている人が多いです。ほとんどの人が何をして生きるか、手段ばかり考えています。

大切なのは目的です。ネットでも生きる意味を書いてある記事があったり、議論していたりしますが、軽率な結論ばかり。死がせまれば容易にくずれさる意見ばかりです。

お金持ちになって美味しいものを食べたい。遊びたい。暇つぶし。世界一周旅行をしたい。それらは生きる目的ではないです。

もし明日、あなたが死ぬと分かって、それでも上に書いたような行動すると、はっきりと言えるでしょうか?

 

そうなると今度は、家族と一緒に過ごす。大事な人と一緒にいる。と答える人が増えそうな気がします。でも死ぬときは一人です。死ぬ直前まで一緒にいることができたとしても、死ぬときは一人旅立たなければなりません。

 

ほとんどの人が生きる意味が分からないのは、自分のことしか考えていないからだと思います。

もし、生きる意味がわからないのであれば、その命を別の誰かのために使ってみてはどうでしょうか。困っている誰かを助けるため、希望を失った誰かに希望をもたせるためにできることは沢山あります。

私自身は、人を助けることが生きる意味になると思っています。生きる意味が分からないと一人悩んでも、なかなか答えはでません。行動してみてください。

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小学生のころから死が恐かった

私は、小学校4年生ごろから、死を極度に恐れてきました。印象に残っている記憶が、小学校4年生のときです。

ある夜に、母親とばあちゃんが何か話していて、そのときに自分もすぐ近くにいたのですが、急に死の恐怖にとりつかれ、何かわけのわからないことをしゃべりだしました。

母親は「どうしたん?」と聞いてきました。自分は、そんなことを考えたことが恥ずかしく、最初言い出せませんでしたが、ついに白状して喋りました。

すると母親は笑って、そんなこと考えなくても大丈夫といってくれました。

それでも、それ以来、ずっと死の恐怖にとりつかれています。年に数回〜数十回、急に死の恐怖にとりつかれ、発作がおきたような状態になります。

あのとき笑って安心させてくれた母親も大分前にガンで亡くなってしまいました。

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死を受け入れることができますか?

生きると死ぬは隣り合わせです。みんな死を受け入れられません。

しかし、生きているときに、死の恐怖をわかったうえで、死を受け入れることができなければ、生きる意味というのは永遠にわからないのではないかと思います。

生のことを考えるのは見えている表の部分を考えているだけにすぎません。その裏側にある死を考えることではじめて、生きるということが、どういうことなのか理解できるのではないかと思います。

そうすればおのずと、自分が何のために今生きているのか、それを悟ることができると思います。それこそ生きる意味を知るということだと思っています。

 

死んだあとは何も考えることができなくなりますが、死んだから終わりというのは違うのではないかと思います。それは決して死後の世界があるという意味ではありません。

死んだ人が燃やされ、埋葬されれば、地球に還るという意味で、終わりではないということです。どういうことかというと、人は死ねば土、水、ほこりとなり、地球の一部になるということです。意識はないけど、地球の一部として生きているということです。

 

それらをもっと深く理解できれば、死を受け入れることができるのではないかと思っています。そう、死は怖くない。死を恐れる必要はないのです。

 

赤ちゃんになるまえ、あなたはどこにいましたか?地球の一部だったはずです。逆にたどってみてください。赤ちゃん→精子・卵巣→水、食べ物→土、空気です。

元をだどれば、全部地球にかえっていく。輪廻に近い考え方かもしれませんが、そういう風に、理解できれば死を受け入れられるかもしれない。そのように今の自分は思っています。

しかし、現時点ではその考えも完全に自分の中で消化できてはいません。それが私の本音です。一つの考えとして参考にしていただければ幸いです。

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