MixHostへWordPressブログを引っ越しする方法

こんにちは、アリスです。

先日、このブログ(アリスと奇妙な仲間たち)をMixHostのレンタルサーバへ引っ越しました。業者に依頼すると8000円ほどかかるのですが、自分でやったので無料でできました。
結果的に無料でできたものの、2日ほどかかってしまいました。時間的には10時間程度かかったと思います。

無料で引っ越しをしたかったのははもちろんあるのですが、それ以外にも知識習得を目的にしていましたので、時間がかかったことは特に気にしていません。
しかし、引っ越し途中で一つ大きな問題が発生してしまいました。丸一日サイトにアクセスできなくなったことです。
最終的には解決できたのですが、平日の昼間だったため作業ができる状態ではなく、接続できない状態が長引いてしまいました。

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MixHostへの移行理由

当ブログを始めたときは、最も安いといった理由でValueサーバのレンタルサーバを借りて始めました。Valueサーバの中でも最も安いエコプランで、年間2000円という破格の安さでブログの運営ができます。

 

当初アクセス数が少ない時はそれでもよかったのですが、記事数も500記事を超えてある程度継続してアクセスされるようになってきました。

Valueサーバは安い分表示速度も遅いです。

SEOにはサイトのページ表示速度も関係するため、表示速度をあげたいと以前から思っていました。色々なレンタルサーバを比較した結果、速度が速いと評判のMixHostのことを知りました。MixHostはSSDを使用していることや、増速のための設備投資を積極的にしているため表示速度が速いようです。

 

また、Valueサーバのエコプランはデータベースが一つという制限があり、複数のブログを一つのデータベースで管理していました。
安くするために仕方なかったのですが、本来1つのデータベースで複数のサイトを管理するのは、よろしくない管理方法です。それは、何らかの問題でデータベースが壊れてしまうと、他のサイトも全部だめになるからです。

また、複数のサイトを一つのデータベースで管理するということは、テーブル数もデータ量も増えますし、アクセス効率も落ちます。

 

今回、本格的に複数ブログの運営を始めようと思ったため、1つのブログに対して1つのデータベースが作ることができるレンタルサーバを選びました。

Valueサーバでも上位プランは1つのブログに対して複数のデータベースを作ることができるのですが、上位プランには変更することはできないという制限がありました。上位プランを新規で契約して、そこに引っ越しをしなければなりません。

しかし、MixHostは上位プランに変えるのも下位プランに変えるのも、引っ越し不要で自由にできます。上位プランに変える場合は差額を支払えばいいし、下位プランに変える場合は差額が返金されます。

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MixHostへの引っ越し手順

詳細はMixHostのページ(下記)に書いてありますので、ここでは注意点を説明します。https://support.mixhost.jp/375

WordPressのデータをValueサーバからダウンロード

ValueサーバからWordPressのデータをダウンロードします。

ここでの注意点は、Valueサーバの管理画面からFTPサーバにログインして、データのダウンロードをしないことです。Valueサーバのバグだと思いますが、ダウンロードボタンやZIPボタンを押しても処理が完了しません。データが大きすぎて処理できないのです。

 

また、無料ツールのFFFTPを使って取り出すこともできません。FFFTPを使うと、途中でエラーが発生します。これもFFFTPのバグで、データが大きすぎることに起因しています。

 

ちなみにこのブログの容量は1.24GBです。もう一つの運営しているサイトは180MBでしたが、180MBでもエラーが発生してダウンロードできませんでした。

 

FFFTPでFTPサーバにログイン後、サイトのデータが格納されたフォルダを、自身のPCにダウンロードすると(ドラッグアンドドロップで、画面右から画面左に移動)、途中で「ファイル一覧の取得を中止しました」のエラーが発生して停止します。

エラーの解決方法は下記の記事に書きました。

FFFTPの「ファイル一覧の取得を中止しました」のエラー解決方法
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データベースのダウンロード

phpMyAdminを使って、MySQLのデータベースをダウンロードします。データベースのダウンロードはValueサーバの管理画面からphpMyAdminにログインし、ダウンロードするデータベースを選択して、エクスポートボタンをクリックするだけです。

phpMyAdminにログインする方法については下記記事に記載しています。

Wordpressログインできない!ホスティングサービス上で mail() 関数が無効になっている可能性があります。
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引っ越し後サイトが404エラーで繋がらなくなった場合

私のサイトでは引っ越し後、サイトに繋がらななりました。具体的には404エラーが発生するようになりました。この解決策は下記のページのとおりです。

301 Moved Permanently

私のサイトでは、.htaccessに下記のコードを追加することでつながるようになりました。

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

注意点ですが、.htacccessの一番先頭に追加するようにしてください。

追加した場所よりも上に、<IfModule mod_rewrite.c>で囲まれている定義があったら、そちらが優先して処理されるからです。

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サイトの管理画面にログインできなくなった場合

SiteGuardのプラグインをインストールしている場合、設定によっては引っ越し後ログインできなくなる場合があります。このサイトの引っ越し後、管理画面にログインできなくなりました。

その場合、FTPで引っ越し後のレンタルサーバに接続し、siteguardのプラグインをフォルダ毎削除します。フォルダは、wp-content/pluguins/siteguard です。

また、.htaccessから、SITEGUARDのコメントで囲まれたタグを丸ごと削除します。私のサイトでは下記を削除しました。

#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_START
#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_START
<IfModule mod_rewrite.c>
    RewriteEngine on
    RewriteBase /
    RewriteRule ^wp-signup\.php 404-siteguard [L]
    RewriteRule ^wp-activate\.php 404-siteguard [L]
    RewriteRule ^alice(.*)$ wp-login.php$1 [L]
</IfModule>
#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_END
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_END

これで管理画面にログインできますので、ログイン後Site Guardのプラグインを再インストールしましょう。

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