アリスです。
下記の文章をみて、疑問に思いませんか?
Gloves and masks help prevent the spread of bacteria.
訳は、「手袋やマスクは、バクテリアの拡散を防ぐのに役立つ」となります。
私は、helpとpreventの二つの動詞が連続しているのが変と思いました。
文法にそっていません。
help to preventとじゃないの?と思いました。
で、調べました。
すると、toを省略しても問題なしということが、様々なサイトに書かれています。
大半の人は、そこで終わるでしょう。
でも、私はそんな理由では納得しません。
なぜ、toを省略しても問題ないのか?
調べたところ、素晴らしい回答が知恵袋にありました。
そしてその回答は、私が高校時代に英語を教わった恩師の講義と
ドンピシャで一致しました。以降で説明します。
toには、「まだしていない。するとしてもこれから」という意味があります。
toは「~へ」と略す前置詞ですが、
これも上記のとおりの意味があり、
「まだついていない。その途中である」
ことを意味しています。
もしhelp to preventとすると、
防ぐだろう(未達成)という意味になります。
help preventなら、防いだ(達成)意味になります。
達成されたかどうかがあいまいになる。
現代の英語では
「行為の達成」までを意味に含めて用いられるようになったため、
「to」は使われなくなりました。
まあ、そりゃそうだ。
確証もないのに、
役立つだとか適当なことをいうのは詐欺になりかねない。
確証があるから、役立つ。と言い切れる。
自分が英語が大嫌いなのは、
多くの日本人の英語の先生が、
英語は暗記だというからだ。
高校時代の恩師は言った。
「英語は暗記じゃない。英語はすべて理屈で説明できる」