イギリスのEU離脱を反面教師にリーダーシップとは何かを学ぶ

こんにちは、アリスです。

大阪都構想に関連して大阪市民投票が行われ僅差で否決されたのは記憶に新しいです。また、イギリスがEUに残留か離脱での国民投票で離脱に軍配が上がったこともまだ記憶に新しいといえるのではないでしょうか?

イギリスのEU離脱するか残留するかの国民投票は、当時のキャメロン首相がEU残留の主導者となり、反対派の溜飲を下げて離脱のエネルギーを弱めようとしたものです。

しかし、結果は想定外の離脱となってしまったのです。

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リーダーは判断を人にゆだねてはいけない

投票結果に対し、反対票を投じた中には「まさかEU離脱になるとは!」「反対票を投じる事によって政府にお灸を据えようと思っただけなのに」と後悔する意見も多く、再投票へ向けてのネット署名も400万票を超えるという異常で矛盾した混乱状況が続きました。

この状況はリーダーシップを執るべき首相が軽々しく国民に判断を委ねてしまった事によると言われています。

EU残留派だった前ロンドン市長が今年に入って突然反対派に転向し、間違った情報をわざと流して離脱を煽ったことは政治家として罪深いといえます。

国民はセンセーショナルな情報には敏感であり、その事をネガティブキャンペーンで利用し別の方向に向けることが情報戦では可能だからです。

当のキャメロン首相は最後までEU残留で決着すると思っていたのかも知れません。それは、最後まで反対派の間違った情報に対し、明確な対策を打たなかったのがその証拠だからです。

さらに、離脱が決まってからの施策が全く準備されていませんでした。むしろ、想定すらされていなかったということです。

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リーダーがすべきだったこと

キャメロン首相は、EU離脱派に言うだけ言わせておいて、投票の結果残留が決定したら離脱派の意見を一気に沈下させようと思っていたはずです。

しかし、強いリーダーシップを持って国を導く為にはEU離脱派に対し、EU残留を納得させる強い目的意識とイギリスとしてEUの中でどう存在感を持って輝くべきか、輝かすのか?を示すことのほうが大切です。

「EUに残留する事に納得させる」これが反対派に対し示すべき事であり、矛先を収めさせる為に政治に求められるチカラではないかと思います。先を見通して物事を進める場合は特にそのチカラが必要となってきます。

もちろん、簡単なことではありません。しかし、それをするのがリーダーです。ましてや、国民の代表の首相ですから、強いリーダーシップがなければ他国にやられてしまいます。

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強いリーダーシップで国民を導く

自らが判断して引っ張っていかなければならない事を国民に委ねるのは議会軽視なのか、議会も、その責務を放棄したともいえます。

議会承認のもとに国民投票をやったわけですが、余りにも無責任な状況が混乱を生み、国を分断させてしまいました。

大阪の都構想と違うのは、明確な意思を持たなかった事といえます。また、良し悪しは別として都構想の卵は10年以上も前に生まれ、温められ選挙を経て着実に階段を上がって来たことです。それとイギリスのEU離脱の国民投票を比べると甚だ心もとない国民投票だったと感じる。

国民が望む政治は大切だが、時代の変わり目は特に将来国や国民があるべき方向に向かうためには強力なリーダーシップが不可欠です。

大衆に委ねてはいけない。今は反対されても将来のビジョンを明確に描き、引っ張る事が更に必要とされる時代に入っています。

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