アリスです。
先日偶然テレビをつけたときに、ビートたけしがTVにでていました。
そして、ビートたけしがこれまでの人生で唯一こいつには勝つことができないと思った人間を紹介しました。
私は、さんまかな?と予想したのですが、見事に正解しました。
ビートたけしとさんまの共演番組
時は昭和に戻ります。
ビートたけしとさんまは「俺たちひょうきん族」という番組で共演していました。
「俺たちひょうきん族は」毎週土曜日の夜8時~9時のゴールデンタイムに放送されていたお笑い番組です。
なんと裏番組はドリフの「8時だよ!全員集合」でした。
8時だよ!全員集合
8時だよ!全員集合は、いかりや長介を筆頭に、志村けん、加藤茶、高木ブー、仲本工事の「ザ・ドリフターズ」がコントをする番組です。
今は亡き『いかりや長介』は非常に頭がよい人で、番組内容は緻密に計算して作っていました。
番組のネタほぼ全てを「いかりや長介」が決めていたのは知る人ぞ知る話ですね。
俺たちひょうきん族 対 8時だよ全員集合
俺たちひょうきん族の放送時間を、ドリフの裏番組の時間帯にしたのは、明らかな
対抗意志を示していますね。
今と違い、裏録画ができない時代。
そもそも録画という行為自体もそこまで普及していない時代です。今の若者は想像できないかもしれませんが、ビデオテープの時代ですからね。
代わりに、ほとんどの人がテレビを見ていた時代でもあります。
毎週土曜日のゴールデンタイムに、お笑いの天下取り合戦が行われていたわけです。
ビートたけしがさんまに勝てないと思った理由
8時だよ全員集合は、いかりや長介が緻密に計算したコントです。
俺たちひょうきん族のコント内容を決めるにあたり、ビートたけしは、ドリフと同じことをしても意味がないと考えました。
同じことをすれば、それは二番煎じであって、最初にはじめたやつには決して勝てないからです。
そこで、俺たちひょうきん族は、コントの概要だけを決めて、実際の中身はアドリブで行くことにしました。
このアドリブというのは、ちょっと想像すれば分かりますが非常に難易度が高いです。
しかも、今と違って、生放送です。
ビートたけしは語ります。アドリブができたのはさんまがいたからだと。
さんまのほぼアドリブのお笑いを見たビートたけしは、さんまには勝てないと思ったそうです。なぜなら、さんまは相手のミスですらアドリブで笑いに変えることができたからです。
さんまの力なしに、俺たちひょうきん族の成功はなかったとビートたけしは語りました。
日本お笑い界のトップはさんま
このビートたけしが語った番組を、さんまは見たようですね。笑
スタッフやマネージャーからきいて、見せてもらったのかも。いつものように、にやにやしながら満足気に笑っていそうな感じがしましたが、謙虚なコメントをしたようです。
「自分はまだまだたけしさんの背中を見ている」と。
それにしても、やはりさんまはすごい。ということでしょうか?
ビートたけしもすごいですが、どちらのほうが視聴者からの好感度が高いか??を問えば、明らかにさんまに軍配があがるでしょう。
老若男女問わず愛されるさんまは、間違いなく日本お笑い界のトップに君臨しているでしょう。