好きなことを仕事にすると失敗する理由をソフトウェア開発の現場から検証

アリスです。

ビジネスをする場合、多くの人は自分の好きなことをビジネスにしたいと考えます。
しかし、これではうまくいかない確率が高いです。

仕事としてする以上、成果をださなければなりません。稼がなければなりません。
どのような状況下においても、この事実は変わりません。
このような状況下では、好きだと思っていたことでも嫌いになってしまう場合が多々あるのです。

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好きなことだけではやれない現実

みなさんにとって、好きなことは何でしょうか?
子供と遊ぶのが好き、旅行が好き、ゲームが好き、サッカーが好き、洋服が好き。
など様々考えられます。

子供と遊ぶのが好きで、保育士になる人がいます。実際は、子供と遊ぶ以外の業務も多々あります。
泣きじゃくる子供の世話、ケガやおもらしの処置、食事の世話も必要です。子供がケガすれば、親御さんへの報告も必要です。
もちろんクレームもあるでしょう。

旅行が好きで、旅行会社に勤める人がいます。
プランには予算があり、予算以内に抑えなければなりません。自分の判断だけでプランを作れません。
お客様からのクレーム対応もあります。

好きというだけで仕事にすると、嫌なことが起きたときに、一気に嫌いになってしまう可能性があります。

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私の実例(ソフトウェア開発の現場)

私はソフトウェア開発の仕事をしています。プログラムを書いているときが、好きです。
しかし、実際の業務では、プログラムを作る時間は全体の20%もありません。

プログラムを作る前に、要求をまとめて、工程表を作ります。
そして、設計書を作ります。できたプログラムをテストするための試験項目も作ります。
これらほとんどの作業にはレビュー(作成した書類の確認を上司やメンバーにしてもらうこと)も必要です。

進捗の確認、お客様との打ち合わせも行います。
グループの他メンバーの設計書、プログラム、試験書のレビューも行います。

そして、日々の雑務(メール返信、報告書作成、その他)も行います。

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好きなことに取り組める時間が少ない・・

どうでしょうか?
何が言いたいはわかっていただけたと思います。

仕事全体のうち好きなことに取り組んでいる時間は、ほとんどないのが現実だということです。
やっと、好きなプログラミングに入れるとなっても、客先や上司からの急な用件で中断されることも多々あります。

また好きなプログラミングでも、常に楽しいと思える状況ではないことがあります。
なぜなら、納期に間に合わせるために作らなければなりません。

少し体調がわるくて、早く帰りたくても、しなければならない場合もあります。
いろいろ調べて、試行錯誤している時間がとれない場合もあります。
わけのわからない不具合に苦しまなければならない場面も多々あります。

しかし、これらが解決して、自分の意図するようにプログラムが動いたときは、
何物にも代えがたい喜びがあります。

しかし、それも束の間の喜びです。
そのプログラムには不具合がうめこまれている可能性もあります。(意図的にではなく)

大丈夫、間違いないと思ったプログラムに、後から不具合が発生するといった経験が幾度となくありました。
(この経験から、自分の作ったものは信用しないようにしています。)

好きなだけで仕事にすると、思っていたのと違ったということになったときに耐えられない場合があります。

「ではどうするべきか?」を次回話したいと思います。

アリスです。 前回、好きなことを仕事にすると、思っていたのと違ったときに、嫌いになってしまうと書きました。 ...
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